2日 原油は続落、OPECプラス増産見込みで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日終値と比べ65セント安の93.24ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は同85セント安の99.18ドル/バレルと、いずれも続落している。
2日アジア取引時間の原油相場は、供給増加観測から続落。マーケットエッジの小菅努代表取締役によると、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が3日に開催する閣僚会合で、原油増産を協議するとの見込みから、相場は一段安の様相を示している。さらに、同氏は、「前日の海外時間における原油相場の下落の流れを引き継いでいる」とも指摘。米国や中国の経済指標発表を受け、経済の先行き不透明感が強まったことも原油の売りにつながっているようだ。
日経平均株価は前日比419円99銭安の2万7,573円86銭で推移している。ドル円相場は1ドル=130.72円と、前日17時時点の132.56円と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):188.90 (↓3.52)
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