3日 原油は続伸、OPECプラスの生産枠維持見通しを受け
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日終値と比べ21セント高の94.63ドル/バレルと続伸、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)も同13セント高の100.67ドル/バレルと続伸している。
3日アジア取引時間の原油相場は続伸。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストによると、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が3日に開催する閣僚会合で、原油生産枠を維持するとの見方が強まっているため、原油は買われている。また、「OPECプラスの閣僚会合を前に、持ち高調整の買いがみられる」(同氏)ことも、相場を押し上げている一因となっているようだ。
日経平均株価は前日比163円62銭高の2万7,758円35銭で推移している。ドル円相場は1ドル=133.64円と、前日17時時点の130.83円と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):184.03 (↓4.87)
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