4日 原油は続伸、OPECプラス大幅減産の見通しで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日終値と比べ15セント高の83.78ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同34セント高の89.20ドル/バレルと、いずれも続伸している。
4日アジア時間の原油先物相場は続伸。目先の需給が引き締まるとの見方から、引き続き買いが先行している。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が5日の閣僚級会合で、11月の生産量を日量100万バレル以上減らすことで合意する可能性が浮上。マーケットエッジの小菅努代表取締役は、依然として「原油の供給動向に焦点が当てられている」と指摘した。外国為替相場のドル高が一服し、ドル建て商品の割高感が後退したことも原油相場の支援材料となっている。
日経平均株価は前日比613円70銭高の2万6,829円49銭で推移している。ドル円相場は1ドル=144.85円と、前日の17時時点の145.03円と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):175.33 (↑0.37)
|