18日 原油は小幅続落、需要減退の懸念続くも底堅く
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日終値と比べ15セント安の85.31ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同7セント安の91.55ドル/バレルと、いずれも小幅ながら続落している。
18日アジア時間の原油先物相場は小幅続落。米政府がインフレ対応の大幅利上げを継続するとの観測が根強く、エネルギー需要の先細りに対する警戒感から、引き続き原油先物の売りが先行している。ただ、下げ幅は限定的だ。前日に中国政府が7~9月期の国内総生産(GDP)の発表延期を決めるなど、「原油先物市場にとって新規材料に乏しい状況」とマーケットエッジの小菅努代表取締役は指摘。米国ダウ先物相場の底堅い推移や、前日にドル相場が下落したことが、アジア時間帯の原油先物相場を下支えしているようだ。
日経平均株価は前日比183円47銭高の2万6,959円26銭で推移している。ドル円相場は1ドル=148.91円と、前日の17時時点の148.65円と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):178.23 (↓0.38)
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