18日 原油は反発、前日の急落で値ごろ感
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は前日終値と比べ83セント高の82.47ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は同69セント高の90.47ドル/バレルと、いずれも反発している。
18日アジア時間の原油先物相場は反発。前日の相場急落を背景とした値ごろ感から、安値拾いの買いが入っている。ただ、依然として買い気は弱いようだ。中国本土における新型コロナウイルスの新規感染者数が15日に2万人を上回った。マーケットエッジの小菅努代表取締役によると、市場参加者は「感染者数の急増に警戒感を強めている」。さらに、米国の大幅利上げが継続するとの見方が再燃したことも弱材料。経済の先行きが懸念され、ドル相場の上昇も意識される。WTI原油相場の前日終値が85ドルの節目を割り込んだため、「80ドルの底が見え始めた」と同氏は指摘した。
日経平均株価は前日比51円77銭高の2万7,982円34銭で推移している。ドル円相場は1ドル=139.97円と、前日の17時時点の139.33円と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):170.70 (↓1.72)
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