7日 原油は続伸、中国の需要回復期待で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ71セント高の74.82ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同73セント高の81.72ドル/バレルと、いずれも続伸している。 アジア時間7日の原油相場は、中国の需要回復期待を受け強含んでいる。マーケットエッジの小菅努代表取締役は「相場は前週までに下げ過ぎていたため是正されている状況」と説明。国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長が、中国の経済回復により原油需要が増加する可能性があると発言したこともあり、「思惑による買いが促されている」(同氏)という。 一方、欧州連合(EU)によるロシア産石油製品の価格上限設定について、同氏は「現時点ではまだ材料視されていない」との見方を示した。 日経平均株価は前日比62円84銭高の2万7,756円49銭で推移している。ドル円相場は1ドル=132.33円と、前日の17時時点(131.79円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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