24日 原油は続伸、ロシア産原油の輸出減少観測で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ64セント高の76.03ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)も同64セント高の82.85ドル/バレルと、いずれも上昇している。 24日アジア時間の原油相場は続伸。ロシアが3月に原油輸出量を2月比で最大25%削減すると一部メディアが伝えたことを受け、原油の需給逼迫懸念が広がっている。マーケットエッジの小菅努代表取締役は、「(同国産原油の)輸出量が大きくは減少しないとの見通しが先週末に浮上していたため、輸出減の報道で買いが強まった」と指摘した。また、市場関係者は、3月1日に発表される中国の2月の製造業購買者景気指数(PMI)に注目している。今後のエネルギー需要を見るうえで、「同国の景気回復が進んでいるかどうかが焦点となる」(同氏)。 日経平均株価は前日比294円46銭高の2万7,398円7銭で推移している。ドル円相場は前日の17時時点から変わらずの1ドル=134.73円。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):160.15 (↑0.60)
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