11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は前日終値と比べ8セント安の75.27ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同11セント高の79.57ドル/バレルと、狭いレンジ内でまちまちの動きとなっている。
20日アジア時間午前の原油相場は小動き。8月限のWTI原油が本日で限月落ちとなることに加え、複数の米経済指標の発表を明日に控え、「様子見機運が強い」(マーケットエッジ=小菅努代表取締役)ようだ。
ただ為替市場でドル売りが進み、「ドル建て商品の割安感から原油は買われやすい状況にある」(同氏)との指摘も寄せられた。また米エネルギー情報局(EIA)が19日に発表した週報で、原油とガソリン在庫の減少幅が市場予想を下回ったものの、相場への影響は限定的とみられる。同氏は「在庫が減少していることには変わりない」と伝えた。
日経平均株価は前日比286円11銭安の3万2,609円92銭で推移している。ドル円相場は1ドル=139.23円と、前日17時時点(139.51円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):146.89 (↑2.58)
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