9日 原油は小幅反落、中東情勢緊迫も利食い売り
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ11セント安の76.11ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同15セント安の81.48ドル/バレルと、いずれも小幅反落で推移している。
9日アジア時間午前の原油相場は小幅反落となっている。マーケット・リスク・アドバイザリー共同代表の新村直弘氏は中東情勢の緊張などで「前日上昇した流れを引き継ぎ買いが先行したが、その後利食い売りが出ている」と述べた。目先の相場展開について「北海ブレントの200日移動平均線である81.74ドルが上値抵抗線になっており、原油相場でこの攻防が繰り広げられている。これを抜けるかどうかがポイントになるだろう」との見方を示した。
日経平均株価は前日比149円1銭高の3万7,012円29銭で推移している。ドル円相場は1ドル=149.29円と、前日の17時時点(148.72円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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