11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ1セント高の77.59ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同3セント安の82.50ドル/バレルと、いずれも小動きとなっている。 27日アジア午前時間の原油市況は小動き。強弱材料が交錯している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「アジア時間では特段の材料は見られず、小幅な値動きにとどまっている」と述べた。引き続き中東情勢緊迫化に伴うエネルギーの供給不安が相場を下支えする反面、米国の金融政策の思惑が上値を抑えているようだ。なお、目先の相場についても「一進一退の動きが続く公算が大きい」と同氏は付け加えた。
日経平均株価は前日比129円83銭高の3万9,363円54銭で推移している。ドル円相場は1ドル=150.48円と、前日の17時時点(150.47円)と比べややドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):170.81 (↓0.91)
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