レックス22=反発、LPG、ベンゼン相場が上昇
27日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、先週末比0.42ポイント上昇し180.29となった。
国内(9種)は156.08(先週末比0.15下落)、輸入(9種)は186.63(同0.92上昇)、輸出(4種)は198.16(同0.49上昇)。
国内指数は、A重油が下落。5月渡し商談の大詰めを迎え、手持ち玉の投げ売りが生じた。この傾向は前日時点で生じていたが、ここにきて売り圧力がさらに強まった。なお、そのほかの油種では動きがみられず、前日から同水準で推移した。
輸入指数は、ジェットは先週末比1.36ポイント、軽油0.001%は同1.10ポイント、FO380cst3.5%Sは同0.57ポイント、LSFO0.3%Sは同2.17ポイントそれぞれ下落した。いずれも原油安に伴う先物価格の下落を反映した。一方、ベンゼンは同2.04ポイント、プロパンは同2.34ポイント、ブタンは同2.30ポイントそれぞれ上昇した。いずれも供給のタイト感が相場を押し上げた。
輸出指数は、ジェットケロシンが先週末比1.51ポイント、軽油0.001%Sが同1.21ポイント、FO380cst3.5%Sが0.59ポイントそれぞれ下落した。いずれも原油安に伴う先物価格の下落を映した。一方、ベンゼンは同2.07ポイント上昇した。中国国内相場の上昇を受けた。
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