11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は先週末終値と比べ21セント高の77.93ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は同18セント高の82.30ドル/バレルと、いずれも続伸している。
27日アジア時間午前の原油相場は強含み。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が6月2日、閣僚会合を実施予定。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは、「同会合では、6月末まで実施される自主減産が延長されるとの見方が強い」と指摘。原油供給の引き締まり観測から、原油相場が堅調に推移している。ただ、この日は米国がメモリアルデーで連休入りしたため取引が減少し、原油相場の上値は抑えられた。
日経平均株価は先週末比109円40銭高の3万8,755円51銭で推移している。ドル円相場は1ドル=156.76円と、先週末の午後5時時点(157.05円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):180.29 (↑0.42)
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