レックス22=反発、輸出指数主導で
リムエネルギー総合指数22種(レックス22)は2日、163.43と前日比1.37ポイント上昇した。総合指数を構成する指数のうち輸出指数の主導で反発。輸出指数(4種)は3.00ポイント上昇の163.04だった。輸入指数(9種)も169.45と1.12ポイントの上昇。一方、国内指数(9種)は0.03ポイント低下の157.79だった。
輸出指数は全4種が上昇した。このうち基礎化学品のベンゼンが3.47ポイント高と最大の上げ幅。原料コストの指標となる原油価格の上昇の影響を受けた。 輸入指数の9種は高安まちまちだったが、ベンゼンや船舶用の低硫黄燃料油(LSFO)、軽油などが指数を押し上げた格好。3.00ポイント高の軽油は、日本国内の製油所設備の定期修理をにらんだ需要の強まりが上昇の一因となったもよう。半面、給湯などに使うプロパンと石油化学原料のブタンは、限月交代のテクニカル要因で弱含んだ。 国内指数は全般的に横ばいだったが、灯油が小幅に下げた。
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