レックス22=反発、LNGなど輸出入指数が全面高
15日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は145.43と、前日から2.08ポイント上昇した。内訳は国内(9種)が前日比0.07ポイント下落し155.80となる一方、輸入(9種)が同4.14ポイント上昇し140.35、輸出(4種)が2.15ポイント切り上がり140.14となった。 国内は灯油の下げが影響した。灯油は、国内で不需要期入りしたことから相場に先安観が強まった。韓国出しの灯油に供給余力が見られることも、国内の灯油の相場を押し下げる要因となった。 一方、輸出入指数は、LNG、プロパン、ベンゼンやナフサなどいずれも強含んだ。このうちLNGは、蘭天然ガス市況(TTF)に連動して上昇した。豪州の一部のプロジェクトでは、生産障害の影響で供給に遅延が発生しており、この点も相場を押し上げる要因となった。
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