15日 原油は小幅続伸、米国時間の流れ引き継ぐ
15日アジア時間午前の原油相場は小幅続伸。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「14日米国時間の流れを引き継いた動き」と指摘した。現時点では特段の材料はみられず、上昇幅は小幅にとどまっている。ただ、依然として米国のトランプ政権による相互関税を巡り、米中貿易戦争への激化が懸念されている。先々週は米相互関税により相場が乱高下したため、「トランプ政権は警戒感から市場の反応を見てスタンスを変えている」(同)。このため、目先の相場は「動きづらい相場が続く公算が大きい」と同氏は付け加えた。 日経平均株価は前日比348円94銭高の3万4,331円30銭で推移している。ドル円相場は1ドル=143.19円と、前日の17時時点(143.07円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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