レックス22=小幅上昇、需給引き締まりでLPGの輸入指数が強含み
28日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は145.89と先週末から0.41ポイント上昇した。内訳は国内(9種)が154.52と先週末から変わらず。一方、輸入(9種)は同1.34ポイント上昇し144.34、輸出(4種)は同0.14ポイント下落の138.80となった。 国内は4月商談が一巡、5月商談入りを前に様子見となった。川崎や水島で製油所の不調が伝えられるものの、今のところ国内石油製品の市況への影響は表面化していない。 輸入指数はプロパン、ブタンが上昇し押し上げた。米国から極東へ流入するプロパンが引き絞られるなか、一部トレーダーが中国、東南アジア、インド向けの買い戻し需要を抱えている。 輸出指数はベンゼン安が押し下げた。アジアのベンゼン誘導品相場安が重石となった。
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