8日 原油は反発、安値拾いの買いで
8日アジア午前時間の原油市況は反発。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「7日に下げた反動から買いが入っている」と述べた。7日米国時間には、米エネルギー情報局(EIA)が同日に発表した週報で、米国のガソリン在庫が市場予想に反して増加し、原油先物は売りを浴びた。このところ原油相場は軟調傾向にあるため、安値拾いの買いが入りやすいようだ。 なお、目先の相場に関しては「一進一退の動きが続く公算が大きい」と芥田氏は指摘した。依然として米中との貿易摩擦に加え、中東情勢などの地政学リスクが懸念材料となっている。 日経平均株価は前日比83円12銭高の3万6,862円78銭で推移している。ドル円相場は1ドル=143.67円と、前日の17時時点(143.19円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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