9日 原油は横ばい、米中貿易協議の結果待ち
アジア時間9日午前の原油相場は膠着状態。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、「米中貿易協議の結果を注視している」と指摘。米中の貿易問題に関する閣僚級の協議が9日ロンドンで開催される予定だ。この結果を見定めようとする市場関係者が多く、全体的に様子見ムードが漂っているという。 また、芥田氏は足元の原油相場について「上昇一服感が出ている」とも述べた。6日の欧米時間の取引では雇用統計の結果を受け、WTI原油先物の7月限の終値は2日続伸していた。 日経平均株価は先週末比364円89銭高の3万8,106円50銭で推移している。ドル円相場は1ドル=144.41円と、先週末の17時時点(143.91円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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