13日 原油は急反発、イスラエルのイラン攻撃で
アジア時間13日午前の原油相場は急伸。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、イスラエルがイランの核関連施設を攻撃したことで、「恐れていた中東情勢の緊迫化が現実化し、地政学リスクが台頭している」と指摘した。そのうえで、当面の焦点としては、「イランがイスラエルにどういう形で報復するかどうか。報復がどの程度抑制されるかによって、緊迫の度合いが変わってくる」との見方を示した。仮にイランが大規模な反撃に出れば、「全面戦争となり、イラン産原油の供給途絶という恐れが浮上する」とも付け加えた。
日経平均株価は前日比408円23銭安の3万7,764円86銭で推移している。ドル円相場は1ドル=143.23円と、前日の17時時点(143.88円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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