27日 原油は続伸、株高で投資家心理改善
アジア時間27日午前の原油相場は一段高。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、株価が世界的に上昇していることを受け、「投資家心理が改善し、原油もその流れでアジア時間でも買われている」と指摘した。そのうえで、目先の焦点としては、中東情勢を挙げた。「イランとイスラエルの停戦合意が本当に守られるかどうか。仮に戦闘行為が再開されれば投資家心理が悪化する半面、再び地政学リスクが浮上してくる。原油相場は動きにくい展開になるだろう」との見方を示した。
日経平均株価は前日比584円48銭高の4万169円06銭で推移している。ドル円相場は1ドル=144.28円と、前日の17時時点(144.06円)と比べドル高・円安方向に振れている。
|