8日 原油は反落、トランプ米大統領の関税通知で
8日アジア午前時間の原油相場は反落。トランプ米大統領は7日、各国に対する新たな課税措置の通知を始めた。7日から適用する関税率は日本や韓国が25%となる。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「関税通知により原油は売りが優勢となっている」と述べた。発効日は8月1日で3週間ほど猶予期間があるものの、市場ではネガティブサプライズと受け止められている。このなか8日のアジア主要株価指数は上昇。トランプ大統領が明らかにした関税率が想定内の範囲だったとの見方もあるようだ。 日経平均株価は前日比27円86銭高の3万9,615円54銭で推移している。ドル円相場は1ドル=146.16円と、前日の17時時点(145.20円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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