レックス22=続落、輸出指数が下押し
リムエネルギー総合指数22種(レックス22)は15日、前日に比べ0.51ポイント低下の144.67と続落した。総合指数を構成する指数のうち輸出指数(4種)が下押しした。輸出指数は144.44と1.13ポイント低下。輸入指数(9種)も0.52ポイント低下の148.16だった。一方、国内指数(9種)は141.42と0.14ポイント上昇し、総合指数の下げ幅を狭めた。
輸出指数は全4種が低下。船舶用燃料である380cstが前日比1.60ポイント低下し、下げ幅が最も大きかった。シンガポールの重油先物相場が軟調で、その影響が380cstに波及したという。次いで軽油が1.44ポイント下げた。 輸入指数は全9種のうち6種が下げた。液化天然ガス(LNG)が1.99ポイントの低下と下げが最大で、船舶用の低硫黄燃料であるLSFOや380cstなども低下。一方、石油化学原料であるブタンなど3種は小幅に上昇した。 国内指数は大半が横ばいだったが、軽油が1.81ポイント上昇した。軽油は、京浜市場、西日本市場ともに買い気が浮上し、相場が押し上げられた。
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