19日 原油は反落、前日の上昇受け調整安
19日アジア午前時間の原油市況は反落。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「前日の欧米時間に上がった反動で調整安となっている」と述べた。足元では米国のトランプ大統領は18日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、米国、ロシア、ウクライナの3カ国による首脳会談の実施に意欲を示している。依然としてウクライナ情勢は不透明感があり、「注視せざるを得ない状態が続いている」(同)。なお、今月21~23日にかけて米国のワイオミング州でジャクソンホール会議が開催されるため、「それまでは様子見機運が強く、一進一退となるだろう」と付け加えた。 日経平均株価は前日比50円58銭高の4万3,663円73銭で推移している。ドル円相場は1ドル=147.65円と、前日の17時時点(147.46円)と比べドル高・円安方向に振れている。
|