7日 原油は続伸、OPECプラスの増産規模小さく
7日アジア時間午前の原油相場は続伸。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の有志8カ国が5日に決定した11月の増産計画が、市場予想より小規模にとどまったことを受け、「需給緩和への懸念がやや後退している」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員)。 ただ、相場の上値は限定的。原油需要が減少するとの懸念が払拭されない。米政府機関の一部閉鎖が長引けば、「同国の景気に悪影響を与えるおそれがある」(芥田氏)。また、アジアの需要を牽引する中国では、不動産部門を中心とした景気低迷が長期化している。
日経平均株価は前日比318円56銭高の4万8,263円32銭で推移している。ドル円相場は1ドル=150.42円と、前日17時時点(150.02円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):144.11 (↑1.44)
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