17日 原油は続落、米ロ首脳会談の開催決定で
17日アジア時間午前の原油先物相場は続落。ロシアの地政学リスクに対する警戒感が和らぎ、売りが優勢となっている。米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は16日、近日中に米ロ首脳会談を開催することで合意した。17日には、ウクライナのゼレンスキー大統領が、ホワイトハウスを訪問する予定。米国の仲介により、ロシアとウクライナの停戦交渉が進展する可能性がある。 今夕以降も、原油相場の上値は抑えられそうだ。供給過多を警戒した売りが出やすいほか、「米政府機関の閉鎖がいつまで続くのか、先行きが不透明なままである」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員)。
日経平均株価は前日比399円14銭安の4万7,878円60銭で推移している。ドル円相場は1ドル=150.28円と、前日17時時点(151.24円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):140.41 (↓0.26)
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