31日 原油は小幅安、米株安で下落圧力も米中首脳会談が相場の支え
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アジア時間31日の原油相場は下落。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)によると、アジア時間深夜から米国の株価指数が下落しており、これが原油相場に下押し圧力を加えているという。 ただし、吉田氏によるとWTIは60ドル、ブレント原油は64ドルと節目となる水準を維持していることから、相場には上昇圧力も加わっているという。30日に行われた米中首脳会談において、中国のレアアース輸出規制が1年間延期されたことを市場関係者が好感。また、中国が米国産のエネルギーを購入するとの報道も相場の支援材料として捉えられているようだ。 日経平均株価は前日比693円12銭高の5万2,018円73銭で推移している。ドル円相場は1ドル=153.80円と、前日の17時時点(153.44円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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