10日 原油は続伸、米政府機関の閉鎖解除の期待感で
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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は先週末終値と比べ34セント高の60.09ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は同32セント高の63.95ドル/バレルと、いずれも続伸している。 10日アジア時間午前の原油相場は堅調に推移している。ニッセイ基礎研究所の上野剛志主席エコノミストによると、米国の上院がつなぎ予算案に合意する見通しと伝わり、同国の政府機関の閉鎖が解除されるとの期待感が台頭。米国の経済活動が再開し、原油の需要増につながるとの見方が相場を押し上げているという。 足元ではアジアの株価がおおむね上昇している。上野氏はリスク選好的に原油にも買いが入っていると指摘。同氏は「足元で原油相場と株価の動きが連動しているように見える」と述べた。 日経平均株価は先週末比557円50銭高の5万833円87銭で推移している。ドル円相場は1ドル=153.84円と、同17時時点(153.39円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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