12日 原油は反落、上昇一服で売り
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アジア時間12日午前の原油相場は下げに転じている。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は、前日のニューヨーク相場が米政府機関の再開に伴う市場心理の改善で上昇した反動から「アジア時間では上昇一服で反落している格好」と指摘した。目先の原油相場の焦点については、米政府機関の再開に伴う経済指標の動向を挙げた。「ようやく雇用統計を始め米国の主要経済指標が公表されてくる。12月の米利下げ期待が高まっているが、統計が利下げを裏付ける内容なら、株高・原油高という展開もみえてくる」との見方を示した。
日経平均株価は前日比167円17銭高の5万1,010円10銭で推移している。ドル円相場は1ドル=154.35円と、前日の17時時点(154円19銭)と比べ円安・ドル高方向に振れている。
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