20日 原油は反発、安値拾いの買いで
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20日アジア午前時間の原油市況は反発した。海外時間の原油相場の急落を受け、WTIが60ドルを割ったため、「安値拾いの買いが集まった」と楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は指摘。ただ、相場の上げ幅は限られた。連邦準備制度理事会(FRB)が19日、10月28~29日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の要旨を発表した。多数の当局者が年内の政策金利の利下げには否定的だったため、足元の米ドルが買われ、外国為替市場でドル高が進行した。このため、ドル建て商品の原油先物が割高に映ったようだ。 日経平均株価は前日比1,579円2銭高の5万116円72銭で推移している。ドル円相場は1ドル=157.41円と、前日の17時時点(155.52円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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