2日 原油は小幅高、地政学リスクの懸念で
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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は、前日比10セント高の59.42ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同5セント高の63.22ドル/バレルと、いずれも小幅に上昇している。
2日アジア時間午前の原油相場は小幅高。地政学リスクを警戒した買いが続いている。カザフスタン産原油をロシアの黒海沿岸に輸送するパイプラインが先週末、ウクライナによる攻撃で損傷し、一時的に稼働が停止した。また、米軍がベネズエラで地上作戦を開始するとの懸念も強まっている。 ただ、相場の上値は限定的。供給過多の観測を背景とした売りが出やすく、「持続的に相場を上へ伸ばしていくような展開は想定しづらい」(野村證券の高島雄貴エコノミスト)。
日経平均株価は前日比214円85銭高の4万9,518円13銭で推移している。ドル円相場は1ドル=155.58円と、前日17時時点(155.38円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):144.35(↓0.78)
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