11日 原油は続伸、FRBの利下げで
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11日アジア午前時間の原油市況は堅調だ。米連邦準備理事会(FRB)は10日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の0.25%の引き下げを決定した。米国経済が上向くとの見方が浮上し原油需要を喚起した。「これを受けて米国株式相場が上昇したため原油相場もつれ高となった」と楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は述べた。米国のトランプ大統領は10日、ベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕した。「ベネズエラ産原油への供給懸念を市場が意識した」と吉田氏は指摘した。 日経平均株価は前日比234円21銭安の5万368円59銭で推移している。ドル円相場は1ドル=155.65円と、前日の17時時点(156.66円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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