12日 原油は反発、ウクライナ和平交渉の懐疑的な見方再燃で
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アジア時間12日午前の原油取引は上げに転じている。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、前日のニューヨーク相場がウクライナ和平交渉進展への期待から下落した反動で、「アジア時間では和平交渉への懐疑的な見方が再び強まり、買い戻しが入っている」との見方を示した。目先の原油相場の動向としては、引き続きウクライナ和平交渉の動向を挙げた。「米国のトランプ大統領はクリスマス休暇前までに交渉妥結を目指しているが、ウクライナとしても簡単には妥協できない。交渉を見守る向きから、相場も動きづらくなるのではないか」と考えを述べた。
日経平均株価は前日比508円54銭高の5万0,657円36銭で推移している。ドル円相場は1ドル=155.67円と、前日の17時時点(156.05円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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