16日 原油は続落、ウクライナ和平と中国需要減で
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16日アジア時間午前の原油市況は続落。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「ウクライナ和平交渉が進展し、ロシアからの供給増加が意識された」と述べた。ウクライナのゼレンスキー大統領が14日、米国と協議を行い、北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する可能性を示唆したことを受けた。このため、ロシアからの供給が増加する見通しが強まり、原油相場を押し下げる要因となったもよう。また、中国の鉱工業生産や小売売上高などの指標が発表されたことに触れ、「これらの指標が下がり、中国の需要が弱いことも原因となった」との見方を示した。
日経平均株価は前日比667円60銭安の4万9,500円51銭で推移している。ドル円相場は1ドル=154.84円と、前日の17時時点(155.26円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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