22日 原油は堅調、地政学リスクの高まり受け
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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は先週末終値と比べ44セント高の56.96ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同46セント高の60.93ドル/バレルと、いずれも反発している。 22日アジア時間午前の原油相場は堅調。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之首席エコノミストによると、地政学的リスクの高まりから、原油の需給が引き締まる可能性が意識されている。ウクライナは20日、ロシアのルクオイルがカスピ海のフィラノフスキー油田で所有している原油掘削施設を無人機で攻撃したと発表。ウクライナは19日にも、地中海のリビア沖で「影の船団」への攻撃も実施している。野神氏によると、ウクライナが狙うと攻撃が命中するとの認識が強まり、ロシア産原油の供給減少の見方が強まった。 ベネズエラ産原油の供給減少の懸念も引き続き、材料視されている。野神氏によると、同原油を運ぶタンカーが米国によって拿捕されるなか、希釈用のナフサをベネズエラへ運ぶタンカーも拿捕される可能性が出てきたという。ベネズエラ産原油は粘性が高いため、希釈できない場合、輸出に影響するようだ。 米国ではクリスマスから年末年始にかけての休暇シーズン入りしており、取引数量が少ないもよう。野神氏は「売りを引っ張り出すには、強めに買いを入れるしかない」と付け加えた。 日経平均株価は先週末比1,009円54銭高の5万516円75銭で推移している。ドル円相場は1ドル=157.22円と、同17時時点(156.74円)から円安・ドル高に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):137.81(↓1.14)
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