28日 原油は小幅続伸、ドル安の影響で
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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ17セント高の62.56ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同11セント高の67.68ドル/バレルと、いずれも小幅に続伸している。 28日アジア時間午前の原油市況は小幅続伸。27日、1月中旬から続く米ドルの下落に対し、米トランプ大統領がドル安への懸念はない、と発言。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之首席エコノミストは、「この発言により、ドル買い介入はないという見立てが生まれ、引き続きドルの先安観が強まった。ドルの価値が目減りすると、代わりの資産として原油を買う動きがある」と述べ、上方圧力の理由とした。 また、米国石油協会(API)が28日に発表した石油統計で、原油とガソリン在庫、いずれも市場の予測に反して大幅な減少となったことも買い材料とした。さらに、米国全土で続く寒波による送電網などのインフラや石油産業への影響、また、火災から復旧したカザフスタンのテンギス油田の生産量がまだ半分程度にとどまっていることも「相場を下支えしている」との見方を示した。 一方、上値を抑える材料として、27日の市場で買われすぎた影響や、高値警戒感から売り圧力があるほか、28日に米エネルギー情報局(EIA)が発表する、APIよりも精度が高い統計が出るのを市場関係者は待っており、「様子見の気配がある」ためとした。
日経平均株価は前日比303円57銭安の5万3,029円97銭で推移している。ドル円相場は1ドル=153.03円と、前日の17時時点(154.72円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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