13日 原油は小動き、流動的なイラン情勢を受け方向感定めにくく
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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ2セント高の62.86ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同3セント高の67.55ドル/バレルと、いずれも小動き。 13日のアジア時間午前の原油相場は強弱材料が混在し、小動き。前日の米国時間で下げた反動で値ごろ感から買いが入っているが、流動的なイラン情勢が方向感を定めにくくしている。 米国のトランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相との会談に際し、イランの核開発をめぐる議論は外向的努力で解決したい意向を示した。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之首席エコノミストによると、米国が実際にイランを攻撃する可能性は低いとの見方が市場で広がっている。 一方で、米国はイランとの交渉が決裂すれば中東へ追加で空母を仕向ける準備も進めており、緊張感がなくなったわけでないため、市場参加者の間では売り一辺倒で週末を迎えることも避けたい雰囲気もあるという。 米国で13日、1月の消費者物価指数(CPI)が発表される。市場では前月比0.3%増、前年同月比2.5%増と予想されている。野神氏は「連邦準備制度理事会(FRB)は一つの指標だけで政策金利の引き下げを判断しない。CPIの伸びが顕著に鈍化すれば話は別だが、予想どおりであればCPIが原油相場に与える影響は限定的だろう」と指摘した。 日経平均株価は前日比440円63銭安の5万7,199円21銭で推移している。米国株の急落がアジア時間でも影響しており、原油相場の弱気材料になっている、と野神氏は指摘した。 円相場は1ドル=153.25円と、前日の17時時点(153.01円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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