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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ61セント高の66.24ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同65セント高の71.42ドル/バレルと、いずれも小幅に反発している。
25日アジア時間午前の原油市況は小幅反発。エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之首席エコノミストによると、「アメリカとイランの核協議の進展に不透明感が出て、市場が神経質になった」とみる。イランは合意に向けた前向きな姿勢を示していたが、米トランプ大統領が日本時間25日早朝、「イランは核の放棄に同意していない」との認識を示した。これを受け「市場はアメリカとイランに距離があると懸念」(野神氏)したという。野神氏によると、アメリカはステルス戦闘機「F-22」をイスラエルに配備し、空母2隻を中東に派遣。一方、イランは中国から対艦巡航ミサイルの購入契約を進めており、合意が間近との動きがあることも「中東情勢の緊迫化懸念が相場の支援材料になっている」という。また、日本時間25日11時からのトランプ大統領による、一般教書演説においてイランについて強硬な発言をするのではないか、という懸念もあるという。
一方、こうした上値を抑える材料として、米国石油協会(API)が発表した石油統計で150万から190万バレル程度の増加と予想されていたが、実際には1,140万バレルの大幅増となった。市場関係者は、25日に米エネルギー情報局(EIA)が発表する、APIよりも精度が高い統計を見極めたいとしており、野神氏は「様子見の気配がある」と指摘した。
日経平均株価は前日比823円99銭高の5万8,145円8銭で推移している。ドル円相場は1ドル=155.62円と、前日の17時時点(156.11円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):156.58 (↓0.50)
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