6日 原油は大幅反落、前日の急騰を受け利益確定売りで
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6日アジア時間午前の原油相場は大幅反落。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)によると、前日の急騰を受け利益確定売りが生じたという。「上げ基調には違いないが、市場の冷静な側面が表面化した」と同氏は解説する。 前日の原油相場は一時WTI原油相場で82ドルを突破する急騰となった。これについて吉田氏は、イランや周辺諸国のイスラム武装組織による米国への反撃から、ホルムズ海峡の封鎖状況がさらに悪化する懸念が浮上し、「市場が敏感に反応した」と話す。現状ではインドや中国向けの船舶などは一部航行可能など、ホルムズ海峡は事実上封鎖の状況だが、すべての船舶が航行不可となる「完全封鎖となればWTI84ドルという一段高も視野に入る」(同氏)。 今後の原油相場についても、中東情勢を推し量るうえで「ホルムズ海峡の封鎖状況が大きな焦点」(同氏)。一部の報道ではイラン側から米国へ協議の打診があったとも伝わるが、具体的な協議日程などは明らかにされておらず、長期化懸念は継続するようだ。 日経平均株価は前日比30円43銭高の5万5,308円49銭で推移している。ドル円相場は1ドル= 157.53円と、前日の17時時点(157.26円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
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