8日 原油は暴落、米イラン停戦合意発表で
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8日アジア時間午前の原油相場は一気に値を崩している。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)によると、パキスタン政府による米イランの停戦合意発表により、市場に大幅な下方圧力がかかっているという。 停戦合意期限直前でのパキスタン政府の発表、あるいは米トランプ大統領のSNSによる発信などを受け、「停戦合意やホルムズ海峡の開放というキーワードを軸に、瞬間的にWTI原油相場は91ドル台まで暴落した」(吉田氏)。 ただし、米トランプ大統領によるこれまで数々の朝令暮改から、市場のセンチメントは必ずしも下げ一辺倒ではないと吉田氏は続ける。停戦期間中にイランへの攻撃が止まっている場合はホルムズ海峡内の安全な航行が可能とされているものの、米国およびイスラエルが停戦合意を順守するかが市場の懸念材料だという。これまでも「悪い意味でのサプライズ」を複数回経験し、市場は懐疑的だ。「WTI原油相場で95ドルを境に反発が見られる。個人的には短期的な下げ止まりの目安は同95ドル程度と認識している」とし、吉田氏は神経質な市場心理に言及した。 日経平均株価は前日比2,858円22銭高の5万6,287円78銭で推移している。ドル円相場は1ドル=158.37円と、前日の17時時点(159.87円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
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