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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日終値と比べ3.38ドル高の82.64ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同3.52ドル高の87.61ドル/バレルと、いずれも大幅に上昇している。
29日アジア時間午前の原油相場は大幅に上昇中。上昇の背景について、ニッセイ基礎研究所の上野剛志主席エコノミストは、同日未明にイランのイラン革命防衛隊が米軍基地を攻撃したと報じられたことを挙げた。上野氏は米軍が反撃、報復に踏み切れば、戦闘が再び激化する恐れがあると市場が受け止めたと指摘した。米国とイランによる攻撃の応酬はいったん沈静化し、前日までは原油相場は下落傾向にあった。
上野氏は、「イランも一枚岩ではない」とし、国内には対米融和を模索する勢力と戦闘継続を志向する勢力があると説明した。戦闘継続派には、攻撃を通じて、国内外での存在感を高めようとする思惑があるという。さらに、親イラン武装組織フーシ派がサウジアラムコの製油所を攻撃したと表明したことや、イラクを拠点とする親イラン派民兵の動きにも言及。「米国とイランの直接対立にとどまらず、湾岸産油国や民兵を巻き込み、対立の範囲が広がっている」と懸念を示した。
日経平均株価は前日比792円92銭安の6万1,502円54銭で推移している。ドル円相場は1ドル=163.70円と、前日17時時点(163.79円)と比べて、ドル安・円高方向に小幅に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 219.68 (↓3.35)
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