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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日終値と比べ33セント安の80.92ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は同37セント安の86.70ドル/バレルと、いずれも小幅に下落している。
14日アジア時間午前の原油相場は小幅安。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)によると、「7月からの上昇の勢いが後退し、拮抗している状態」だという。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計では、原油在庫は前週比1,740万バレル増となった。一方、戦略石油備蓄(SPR)は約610万バレル減の2億9,870万バレルと、3億バレルを割り込んだ。吉田氏は「市場は商業在庫の増加を弱材料としているが、SPRが3億バレルを切ったことは、中東からの供給不安が続くなかで懸念すべきこと」と指摘した。
需要の先行きに対する警戒感も強い。石油輸出国機構(OPEC)は2026年の世界石油需要の伸びを前年比58万バレル/日とし、4カ月連続で見通しを下方修正した。吉田氏は「需要が減るということは、供給を減らすということ。今後も協調減産を続けて相場を下支えさせたいとの思惑から、需要の伸び鈍化を先んじて予測したのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比576円88銭高の6万8,885円47銭で推移している。ドル円相場は1ドル=159.41円と、前日17時時点(159.37円)と比べて、ドル高・円安方向に小幅に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 218.07 (↓0.72)
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