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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日の終値と比べ95セント高の93.55ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同1.44ドル高の106.72ドル/バレルと、いずれも続伸している。
29日アジア時間の原油相場は続伸。ニッセイ基礎研究所の上野剛志主席エコノミストは、米国とイランがカタールなどを仲介役として協議を続けているものの、「合意への道筋が見えず、市場が懐疑的になっているため、価格を下支えしている」と指摘した。
一方、サウジアラビアなど中東産油国からの原油輸出が増加しているとの報道は、「上値を抑える一因となっている」(上野氏)という。実際、中東主要産油国の9月の原油輸出量は増加しており、供給懸念を和らげる材料となっている。
また上野氏によると、11月の米中間選挙を控え、イランには米トランプ政権が原油高を避けたい時期に、より有利な条件で合意したい思惑があるという。イランは6月に米国と合意した停戦の枠組みへの復帰を求めており、原油輸出の本格再開や制裁緩和につなげたい考えとみられる。一方、米国にはイランの核開発を巡る譲歩を引き出し、外交成果としてアピールしたい狙いがある。このため双方の主張が折り合わず、協議は難航しているとみる。トランプ政権には中間選挙を前に原油高やガソリン価格の上昇を避けたい事情があり、現時点では軍事行動の拡大に慎重になっているとの見方を示した。
日経平均株価は前日比511円34銭安の6万5,366円で推移している。ドル円相場はドル=157.42円と、前日17時時点(157.23円)と比べ、円安・ドル高に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 254.06 (↑3.14)
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