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11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日の終値と比べ1.16ドル安の93.93ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同1.70ドル安の104.36ドル/バレルと、いずれも大幅に反落している。
15日アジア時間午前の原油取引は売りが優勢。ニッセイ基礎研究所の上野剛志主席エコノミストは、14日発表の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が強まったことが下落の主因と指摘した。金利上昇によって企業の借り入れ負担が増え、景気や企業業績が悪化するとの懸念から、日本を含めて世界的に株価が下落。投資家のリスク回避姿勢が強まり、原油相場にも売りが波及した。上野氏は「原油も株式と同様に価格変動の大きいリスク性資産であり、投資家心理の悪化が売りにつながったのでは」との見方を示した。
一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派とサウジアラビアの間で攻撃の応酬が続いているほか、シンガポール船籍のコンテナ船が沈没するなど、不安定な状況が続く。「こうした地政学的リスクが原油相場を下支えしている」(上野氏)と指摘した。
日経平均株価は前日比3,048円69銭安の6万4,695円60銭で推移している。ドル円相場は1ドル=157.65円と、前日の17時時点(158.35円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):270.64(↑4.10)
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