石化協=汎用4樹脂、6月は2樹脂の生産が前年同月から増加
石油化学工業協会(石化協)がこのほど発表した6月の汎用4樹脂実績によると、低密度ポリエチレン(LDPE)の生産は稼働率要因により前年同月から増加した。ポリプロピレン(PP)の生産も、定修規模差により大幅に増加した。高密度ポリエチレン(HDPE)とポリスチレン(PS)の生産は、定修規模の拡大を受けて減少した。
在庫量は、LDPE、HDPE、PP、PSのいずれも前月から減少した。在庫率(季節調整済み)は、LDPE(3.1カ月)とHDPE(3.0カ月)、PS(1.2カ月)が前月から低下した。PP(2.6カ月)は前月並みとなった。在庫水準はLDPEとHDPEがほぼ適正、PPとPSはややタイト気味となっている。
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