5月第2週のSS軽油市況=全国平均価格130.8円、徳島と埼玉が安値
資源エネルギー庁が12日に発表したSS軽油小売価格によると、5月第2週の10日現在、全国平均価格は消費税込みで130.8円と小幅ながら値上がりした。元売り3社が第2週の仕切り価格を据え置き、第3週を2.5円引き上げている。今年の大型連休は前年に比べて交通量が大幅に伸びており、主要高速道路でも渋滞が発生した。自粛ムードは残るものの、消費者間で近場の外出は多かったようだ。
最高値地区は長崎県で前週から変わらず140.7円。次いで鹿児島県で同1.2円安の139.9円だった。最安値は徳島県で同0.4円高の122.6円、次いで埼玉県で同0.1円安の123.7円だった。
都市部では、北海道が前週比0.2円安の131.6円、東京都が同0.8円高の135.5円、愛知県が同1.5円安の128.9円、大阪府が同0.2円高の130.3円。
石油連盟によると、5月2~8日の軽油平均出荷量は1日あたり全国ベースで前年比12.3%減の1万6,446klだった。堅調な通販需要で小型トラックの稼働は高いものの、製造メーカーに紐づく大口配送はおおよそ小休止だった。
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