JERA=UAEのTAQAと脱炭素分野で共同開発の覚書締結
JERAは15日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営エネルギー会社Abu Dhabi National Energy Company P.J.S.C.(TAQA)との間で、グリーン水素・アンモニア製造など脱炭素分野におけるプロジェクトの共同開発に関する覚書を締結した。
JERAは2021年10月、UAEのドバイにJERA Middle East & Africa Management Co. Ltdを設立し、従来のガス火力発電・淡水化事業に加え、大規模再生可能エネルギー事業および低炭素燃料製造事業などにも着手。幅広い分野における事業開発を視野に、中東地域の事業者と恒常的に情報を交換し、TAQAと本覚書の締結に至ったという。
両社は2003年、UAEのウム・アル・ナール発電・海水淡水化プロジェクトに参画して以降、20年間に渡り良好な関係を構築。本覚書を通じ、中東地域を中心にゼロエミッション火力やグリーン水素・アンモニア製造などの脱炭素分野でのプロジェクトを共同開発する。JERA広報は、「今後の具体的なプラント建設などのロードマップは、共同検討を通じて、これから模索していく」としている。
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