昭和電工=中国盛虹煉化向けにVAM技術を供与へ
昭和電工は19日、米国エンジニアリング大手のKBRと提携により、中国の盛虹煉化(連雲港)に対し酢酸ビニルモノマー(VAM)製造技術をライセンス供与することが決定したと発表した。これにより、新たに年産30万トンのVAM生産設備が建設される見込みだ。また、同社は盛虹煉化が新設するVAM生産設備で使用する触媒も供給する。
同社とKBRは2015年に提携し有機化学品製造技術のライセンスビジネスの可能性を検討してきた。KBRの発表によると同提携によるVAMの技術供与では最初の案件になるという。
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