新光電装=4月に大洲バイオマス発電所の運営権を特別目的会社へ譲渡
発電プラントの建設などを手掛ける新光電装(香川県丸亀市)が4月1日付けで大洲バイオマス発電所(愛媛県大洲市、出力50,000kW)の運営権を譲渡していたことが、30日までに関係者への取材でわかった。土地収用や地元自治体との交渉などの下準備が整ったため、当初の予定通り、新たに立ち上げた特別目的会社(SPC)へ権利を移したという。同SPCには、新光電装が1割弱出資する方向で調整が進んでいるほか、大手商社など複数社が出資するという。同発電所は海外から輸入する木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を燃料に使用する予定で、2024年中の運転開始を目指している。
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