週間SS軽油小売市況=5週連続の値上げ、鹿児島が最高値
資源エネルギー庁が23日に発表したSS軽油小売価格によると、21日現在で全国平均は前週比0.6円高の116円と5週連続の値上げとなった。前週同様、元売り各社の仕切り価格の引き上げが浸透した。
最高値地区は鹿児島県で、前週比1.9円高の126円まで底上げが進んだ。一方、最安値地区は徳島県の108.6円。ただし値上げ幅は2.2円と鹿児島県同様に大きな値動きとなった。該当週で変動率が一番大きい地区は滋賀県で前週比2.8円高の114.7円。
石油連盟がまとめた在庫状況を見ると、直近19日の在庫は東日本が前年並みの75万3,496klに対し、西日本は同15.9%増の79万8,302klと引き続き西日本の供給過多が目につく。
東京 : 国内製品チーム 阿部 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.


