1月第2週のSS軽油市況=値上げは38都府県、最高値は鹿児島県
資源エネルギー庁が14日に発表したSS軽油小売価格によると、1月第2週となる12日現在、全国平均価格は前週比0.4円高の117円と7週連続の値上げとなった。元売り各社の系列仕切り価格引き上げが浸透したようだ。値上げは38都府県、値下げは6道県、横ばいが3県だった。
最高値地区は前週同様、鹿児島県だったが、前週比では0.1円安の127.1円にとどまった。一方、最安値は徳島県だが、前週比では2.4円高の109.4円まで底上げが進み、高低差17.7円に縮小している。
都市部では東京都が同0.1円高の117.5円、愛知県は同2.8円高の117.2円、大阪府は同0.6円高の114.9円だった。
石油連盟がまとめた在庫状況を見ると、直近9日時点の在庫は、東日本が前日並みの89万7,478klに対し、西日本は同16.6%増の95万6,768klまで積み上がり、東西でアンバランスな状態が続いている。
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